給料を上げたいという先輩のお話

おはようございます、こだまです!
本業の会社での会話と、その後やっさんのスタンドFMを聴いて考えたことを書き記します。

勤め人の会社の方で、同僚や先輩たちと数人で会話している時に、先輩が
「今の自分の年収をどうやったら1000万円まで上げることができるだろうか?やっぱり、サラリーマンとして1000万円を超えるのは1つの目標というか、憧れじゃない?」
ということを話しておりました。

確かに、サラリーマンで年収が1000万円を超えるというのは一般的には、かなり上位の方になると思います。
当社の営業マンは歩合制となっており、たくさん契約を取ればそれだけ年収も上がるということになります。

ただし、現実的に対応できるお客様の数や商品の契約単価、事務処理の時間などを考えると、年収1000万円の働きをするためには様々なものを犠牲にしない限り難しそうです。
仕事を家に持ち帰り家族との時間を犠牲にし、休日も出勤し、朝早くから夜遅くまでアポイントを入れまくり、肉体を酷使すれば達成できるかもしれません。

私はその会話を横で聞いていながら
「勤め人の給料で年収を上げて豊かになろう!」
というアプローチ自体が、あまり得策ではないなと思っておりました。

「年収を上げる目的が、自分の生活、人生を豊かにするためなのであれば、もっと別の方法を取った方が賢明だろう。」
そう心の中で、思っておりました。

特にその場では何か口を挟むことはせず、黙って頷いて聞いていたのですが、心のどこかでは少しだけ
「今の自分の方向性が正しい。自分のやり方のほうが一歩先に進んでいる。俺は、普通の勤め人マインドとは違うんだ。」
という変なマウント心がありました。

そんなことがあった帰宅後に、子供の世話をしながらやっさんのスタンドFMを聴いていると
「上には上がいるし、人と比べることに意味はない。」
というようなお話をされているのを聴きました。

そしてこんなことも仰っていました。
「不動産を始めて、少し成果が出始めた時に自信過剰になり、”人をジャッジしたがる、裁きたがる”ようになってしまう。」
と。

他人を見て
「こうすればいいのに」
「なんでこうしないんだろう?簡単じゃん」
という気持ちのことです。

これを聞いたときに、ワタクシはハッとしました。
「何を自分は上から目線になってしまっていたのだろう。」と。

みんなそれぞれ自分の中での大切にしたいことや価値観というものがあり、何かに情熱を持って取り組むということそれ自体に、貴賤の差はありません。上も下もありません。

会社の先輩が、どんな経験をしてきたのか、どんな思いで仕事をしているのか、私は全て知っているわけではありません。
なのに、”勤め人の給料を上げよう”と必死に頭をひねっている人をどこか冷ややかな眼で見てしまっている自分に気が付きました。

不動産を始めて、どこか調子に乗ってしまい
”それは間違っている”
だの
”もっとこうした方がいい”
だの、他人を裁きたがる気持ちが無意識に芽生えておりました。
あくまで他人は他人。自分は自分。

不動産をやろうがやるまいが、当然ですが人としての価値は変わりません。
お互い目指すところや価値観が違うのは当然です。
自分の方が優れているとか、正しいやり方だとか、そういった気持ちは傲慢だったなと反省しました。

常に謙虚に、驕らず、ひたすら自分磨きに精進すべし!と思った出来事でした。
自分の敵は、大体自分なんですね。

今日はこのあたりで。
最後までお読みくださりありがとうございました。
それではまた!

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