父との会話

こんにちは、こだまです!(日付またぎましたが3/4のブログとして)

本日は、たまたま仕事で鹿児島に来ております。
ワタクシ、実感が鹿児島にあるため、夜は実家に行き、父と晩酌をしながらいろいろな話をしました。

仕事一筋だった父。
面倒見がよく、会社の部下を自宅に招き入れてはどんちゃん騒ぎをよく行っておりました。
(私が小学生のころ、朝起きた時にアルコール臭の残るリビングに知らないおじさんが寝転がっていびきをかいている光景は珍しくありませんでした。)


そんな父は、現在68歳です。

先月までアルバイト程度に仕事をしておりましたが、自宅で転倒し腰を痛めて動けなくなったため仕事は退職。
その後、日常生活は問題ない程度まで回復しましたが、職には就かず日々を過ごしているとのことでした。

どんな一日かというと…
寝て
起きて
テレビをだらだらと見て(特に興味もない)
夕方になったら晩酌を始めて
8時ごろに寝る。
寝たはいいけど、眠りが浅く3時間おきに目が覚める。
これ以上眠れないので朝4時に起きて
また面白くもないテレビをつけて
だらだらと過ごし
お腹がすいたら飯を食い
まただらだらと過ごす
やりたいことや、趣味もなく

これといって遊ぶ友人もいないとのことでした。

”何かやりたいことはないの?”と聞いても
「今更もうこの年齢で…」
とか
「お金がないから…」
という返事。

”じゃあ仮にもし100億円手に入ったら何に使う?”と聞くと
「お前みたいに不動産でも買って資産運用しようと思う」
とのこと。
「それで、家賃収入を得て、資産を増やす」
とのこと。

”じゃあ、それで得た家賃収入は何に使いたいの?”と聞くと
「そりゃ、子供や孫のために将来困らないように貯金してだな、、、、」
とのこと。

”いや、お金はもう100億あるから、貯めなくてもいいじゃない?
それを何のために使いたいの?”
と聞くと、しばらく考えて

「一人で、時間も気にせず、電車で日本を旅行して、気ままに旅館に泊まり、夜は美味しいご飯を食べる。そんな使い方がいいかな~。」

との答えが返ってきました。

”それって、100億も必要なくて、リアルに50万円~100万円くらいあればできるんじゃない?
今、時間はどうせあるだろうから、本当にお金だけがあと足りないっていうんなら、俺マジで出すよ。
親孝行もできるうちにしときたいし。お金だけが理由で自分がやりたいこと諦めるのって、勿体ないし、死ぬ時に後悔しない!?”
と伝えました。

父は笑いながら
「いやー、俺の夢はそんな100万円じゃ叶えられない、もっと壮大なプランがあってだな。。。。。。」
と言いながら、バツが悪くなったのか
「もう寝るわ」
といって寝室へと向かっていきました。

きっと今60代~70代のおじさんで、昭和の時代を生き抜いてきた人たちは何も考えずに目の前の仕事を頑張っていればそれで将来幸せになると信じて疑わなかった人々なのでしょう。

お金の貯め方や増やし方も分からなければ、使い方も分からないため、今やっと退職をして、いざ”時間の自由”が手に入ったところで無為な日々を過ごしているだけ。。。。というケースは少なくないと思います。

もし、自分がFIREをしたとしても
”自分にとっての豊かな生き方”
というのがどういうものなのか分かっていなければ、同じように無為な日々を過ごすことになるかもしれません。

父のことは大好きですし、尊敬もしておりますが、一方でマネーリテラシーや向上心といった部分が乏しく、その点については反面教師にしております。

他人を変えることはなかなか難しいですね。
今更なにを言っても父は聞く耳持たないので、これ以上何も言いませんが、願わくば我が子にはいつの時代でも変化に柔軟に対応できる人間に育ってもらいたいなと思いました。

そんな、よくわからない日記を酔っぱらいながら深夜に書いてみました。
最後までお読みくださりありがとうございました。
それではまた!

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